本当におもしろいのか開き直りなのか
「現場は空調設備されている」
ということなので単発の仕事に行ってきました。
どんな職場かなあ、初めての現場は楽しみなんです。
わくわく
確かに扇風機だけありました。
扇風機は無いよりいいです。
現場の人「ここは暑いので水分補給してくださいね」
とのこと。
?
どういうこと?
現場は涼しいはず。
ではないのか?
急に自分の記憶に自信が無くなりました。
それに、空調設備=涼しいとは限らない?
勝手に涼しいと思っていました。
正直、暑い。
周りを見るとみんな黙々と働いています。
何もかもわからなくなった。
もう世の中がわからない。
人間もわからない。
私の記憶もわからない。
私の一般常識もわからない。
よって思考停止。
私の頭の中はいつもこんな感じで大袈裟なのです。
ある意味、いつも通り。
考えるのはやめて汗流しながら黙々と働いてきました。
天然水のかき氷、ふわふわでした。
一時間ほど並んだかな、暑かったので余計に美味しくいただけました。
若い頃、本場のミュージカルが観たくてニューヨークへ行きました。
急だったので劇場で直接購入することに。
窓口で座席を聞いたら一階の中央、なかなか良い席でした。
窓口の人「あんたはラッキーだ」
そう言われて笑顔でチケットを購入。
なんてラッキー。
夜になり劇場は再び足を運び入場。
一階席へ行こうとしたところ、係みたいな人に止められた。
「あんたの席は上だ」
案内されたのは2階の一番後ろの席で端っこでした。
チケットをよく見ると確かにそうなっている。
やられた。
これがアメリカか。
日本では考えられない。
騙されたけど、怒る気にはなれなかった。
チケット購入する時に座席番号を確認しなかった自分が悪いのだ。
海外でホームステイしていた頃なので、そんなこともなんとなく慣れていたのもあって冷静でした。
日本は素晴らしい国だった。
日本に飽きて飛び出した海外。
皮肉にも日本が大好きになって帰国しました。
そんな遠い記憶が今回の仕事で蘇りました。
自分でもよくわからないのですが、
こういうことがあると、
人生って面白いなあ、
と思うのです。
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