mogのブログ

アラフィフのバイト

本当におもしろいのか開き直りなのか

「現場は空調設備されている」

ということなので単発の仕事に行ってきました。


どんな職場かなあ、初めての現場は楽しみなんです。

わくわく


確かに扇風機だけありました。

扇風機は無いよりいいです。


現場の人「ここは暑いので水分補給してくださいね」

とのこと。


どういうこと?

現場は涼しいはず。

ではないのか?

急に自分の記憶に自信が無くなりました。

それに、空調設備=涼しいとは限らない?

勝手に涼しいと思っていました。


正直、暑い。

周りを見るとみんな黙々と働いています。


何もかもわからなくなった。

もう世の中がわからない。

人間もわからない。

私の記憶もわからない。

私の一般常識もわからない。

よって思考停止。

私の頭の中はいつもこんな感じで大袈裟なのです。

ある意味、いつも通り。


考えるのはやめて汗流しながら黙々と働いてきました。



天然水のかき氷、ふわふわでした。

一時間ほど並んだかな、暑かったので余計に美味しくいただけました。




若い頃、本場のミュージカルが観たくてニューヨークへ行きました。

急だったので劇場で直接購入することに。

窓口で座席を聞いたら一階の中央、なかなか良い席でした。

窓口の人「あんたはラッキーだ」

そう言われて笑顔でチケットを購入。

なんてラッキー。


夜になり劇場は再び足を運び入場。

一階席へ行こうとしたところ、係みたいな人に止められた。

「あんたの席は上だ」

案内されたのは2階の一番後ろの席で端っこでした。

チケットをよく見ると確かにそうなっている。

やられた。

これがアメリカか。

日本では考えられない。

騙されたけど、怒る気にはなれなかった。

チケット購入する時に座席番号を確認しなかった自分が悪いのだ。


海外でホームステイしていた頃なので、そんなこともなんとなく慣れていたのもあって冷静でした。


日本は素晴らしい国だった。

日本に飽きて飛び出した海外。

皮肉にも日本が大好きになって帰国しました。


そんな遠い記憶が今回の仕事で蘇りました。


自分でもよくわからないのですが、

こういうことがあると、

人生って面白いなあ、

と思うのです。