少し前に戻って考えても
数ヶ月前の事ですが、
私の父親、
夫の父親、
どちらも入院致しました。
私の父親は元々病気でもう退院は無理だと言われた緊急入院でしたが、なぜか快方に向かい退院しました。
糖尿病悪化と初期の癌が早いスピードで進行していました。
高齢のため手術は無理とのことで放射線治療の選択肢がありましたが、父親は治療せずに緩和ケアを選んでいました。
そんな中での救急搬送。
いよいよだ。
家族はみんな覚悟した。
ところが、退院すると言う。。。
医者は「癌ではなかったかも」という話になっている。
医者は家族に余命宣告していました。
父親に告げるか悩んだ日々はなんだったのか。
お騒がせだ。
高齢になると病気は病気ではなくなるのか。
父方の祖母は100歳まで癌と共存し普通に生活して天寿を全うした。
遺伝も関係しているのだろうか。
本当にお騒がせだ。
琵琶湖
琵琶湖マリオットホテル10階客室からの景色です。
窓が大きいので開放感ありました。
夫の父親は逆に悪化していきました。
なんでこうなったのか夫と話します。
どうしたらよかったのか。
夫は言います。
父親は運動が足りなかったと。。。
「やっぱり運動なんだよ」
これ夫の口癖です。_φ( ̄ー ̄ )
夫は健康の為に拳立てを強く推奨している人間ですが、さすがに自分の父親に対しては「拳立て」というワードは出てこなかったことに私は安堵しました。
お義父さんは癌ではないし大きな病気は無かったように思う。
最終的には肺炎が原因なのか、全ての機能が低下した。
医者の説明もわかるようでわからない。
原因もわからない。
何もかもよくわからない。
どうすれば良かったのか。
どこで間違ったのか。
そればかりが頭の中でぐるぐるしている。
海のような琵琶湖
雲が多く雲海のようになっていました。
いつかあの上を歩くことができるだろうかと考えたりします。
葬儀が終わり49日の法要までゆっくり過ごせると思っていましたが、逆に忙しいです。
位牌のや仏壇やお墓の準備と、法要に集まる親族との連絡、会場の手配など。
一番驚いたのは、ご住職さんが家に来て仏壇に魂を入れるとか。
家に住職さんがあの格好で来る…
想像するとなんだか不思議な光景です。
それに、仏壇に魂を入れることを知りませんでした。
お寺さんは言いました。
「みなさん感違いされている方が多いのですが、葬儀の後の四十九日までが一番忙しいのですよ。」
とのこと。
本当にそれ。
悲しんでいる暇はない。
これも計算された流れなのでしょうか。
よくできている。
四十九日の法要、喪服は着物にしようか悩みます。
こういった小さな悩みが沢山あることで、ぽっかりとあいた心の穴が埋まっている気がします。
琵琶湖の前で
この綺麗な琵琶湖がいつまでも綺麗であって欲しい。
平和でみんなが健康で幸せ、そんな世界。
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