mogのブログ

アラフィフのバイト

隣の親子が気になる

一人ランチしようと店に入ったら、少しだけ離れている隣の席に親子が食事をしていました。

小さい子を連れた娘とその母親、かな。

会話がよく聞こえます。

話している方はそんなの気にしないで喋っているんだろうけど、全部聞こえてきます。


でもその親子の会話は聞こえませんでした。


私の耳が拒否したんだと思う。

自分の心の声しか聞こえない。


いいなあ。

お母さんと一緒にランチかあ。

世間ではこれが普通なんだろうな。

母親とランチ、どんな気分なんだろう。


ぶつぶつ心の中で囁いていました。

私はお蕎麦をすすりながらずっと考えていました。

お蕎麦を食べ終わってからもお茶を飲みながら同じことを繰り返し考えていました。


そろそろデザートを食べようか、、、


そんな時、ちょうどお隣の親子が席を立ち荷物をまとめ始めました。

会計レジは真っ直ぐ先にあります。

この羨ましい親子の後ろ姿を見ながら私は思いました。


母親が会計するんだろうな。

羨ましい。


デザートを食べるのはやめました。

羨ましい人達は、私が知らない世界を知っていて、その世界で生きている。

逆に考えれば、私が知っている世界を羨ましい人達は知らないのだ。

お茶を飲んで帰ろう。

私には帰る場所がある。



お夕飯、作りました。

親子丼。

お肉は別に炒めてのせます。

少しの醤油で味付けして焼く、そのまま食べても美味しいですが卵丼にのせることで親子丼になります。


考えてみると「親子丼」とは、鶏と卵を一緒に食べるから親子丼なのでしょうか?

だとするとちょっと悲しいネーミングですね。


普段お肉はあまり食べませんが、親子丼が食べたくなりましたので作りました。

感謝していただきます。