現場には多くの人がいて年齢もバラバラでした。初めての人も数人いて、男性に限っては前髪が長くて目が隠れている系男子が多めでした。

この日は簡単な仕事で終わり社員の方も親切。

うん、いい、単発の仕事いいね。

次の日も働くことにしました。

次の日、

人数が少ない。それに現場が違う。様子が違っていました。

社員さんが人数を確認してから叫びました。

「初めての方いらっしゃいますかー？」

「…」

いませんでした。

あれ？ヤバくない？昨日と違う。仕事何するんだろうと不安になりました。

周りのメンバーを改めて見回してみると昨日と違ってブランドを身につけた個性的な人たち。

個性があって自信に満ちている、、、

この感じ、

あの「鬼滅の刃」に登場する柱の人達と同じだ。

個性と自信、尋常ではないオーラが出ていました。

柱だ、この人たちは柱。

鬼滅の刃に登場する柱だ。

そう思いました。

振り返ると私は老舗企業でしか働いてこなかったので個性的な人はあまり見てこなかった気がします。

個性より協調性重視でした。

無理だ、どうしよう。

その時、「この現場は初めてなんですけど…」と申し訳なさそうに申し出ている人がいました。

すぐに「私もです！」と申し出た。

その後も数人が申し出て、「柱の人達」以外のチームが出来上がった。

当然「柱の人達」との仕事はなく、「柱の人達」以外のチームは簡単な作業で終わった。

ちょっと残念でもあり、ホッとした単発のお仕事でした。

京都の建仁寺にある風神雷神。

これは複製で本物は博物館に保管されているそうです。

かっこいい。

かっこいいってワクワクしますね。