昼寝は困るなあ
横になりスマホを見ながらうとうとしていたのです。
急に眠気が来たのでスマホを落とすように床に置きました。
何となく両手が重なったまま。
うとうと、、、
そのまま寝返りをして仰向けに。
勢いがあったようで両手がそのまま胸の辺りに落ちた感じに?
記憶がよくわからないのですが、気がついたら両手がちょうど心臓のあたりにトンと落ちてきました。
その瞬間息ができなくなり身体も動かず。
近くに娘がスマホをいじっているのはわかりましたが、声が出ないし身体が動きません。
娘よーー、気がついてくれーー!
叫びましたが私の身体は死んだように声も出ないし何一つ動きませんでした。
苦しい。
こんなに苦しいのに、声も身体もピクリともしない。
私の体は息してないし、心臓も止まっている感じがました。
苦しいのに体は安らかに眠っているんです。
息は吐けるけど吸えないのです。
娘がこんなに近くにいるのに。
近くで母親が死ぬなんて、後々ショックだろう。
そんな心配がありました。
もう無理だ。
苦しすぎる。
死ぬ。
諦めました。
死ぬってこんな気持ちなんだ。
残念でなりません。
まだ生きたかった。
その瞬間、身体が痙攣みたいに大きくビクッと動いてくれました。
その反動で胸に置いてある両手がとけ、息が吸えるようになりました。
この痙攣みたいなものが起こらなければそのまま仰向けになり両手を心臓の上に乗せた状態で静かに死んでいたと思います。
暫く心臓が痛くて、夜も恐怖で眠れませんでした。
年齢を重ねてできないことが増えていると感じている日々ですが、昼寝もまともにできなくなったのか、
そんな気持ちで悔しいです。
これから人生、不安が大きくなった出来事でした。
叡福寺
聖徳太子のお墓がありました
とても静かでした。
周りが静かなだけでなく、停止したような空気感が何とも言えず「終」ではなく「止」を感じました。
亡くなっても生き続ける人だからでしょうか。
なんだか不思議な感じがしました。
教科書に載っている聖徳太子、漫画やお札で知っている人物で遠い存在でもありました。
こうしてお墓を前にすると少し寂しくも感じます。
誰も死から逃れることはできない、
そんなメッセージを受け取った気がしました。
ただ昼寝の最中は困るなあ、と思います。
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